富士急が芦ノ湖遊覧船事業を譲り受け

富士急行(山梨県富士吉田市)は3日、伊豆箱根鉄道(静岡県三島市)が国内を代表する観光地である箱根の芦ノ湖(神奈川県)で運営する「箱根 芦ノ湖遊覧船」事業を譲り受けることで合意したと発表した。来年3月から富士急グループが運営を始める予定だ。

事業譲渡額については非公開。遊覧船3隻のほか、ロープウエーや水族館のある「箱根園」、箱根神社に近い「元箱根」などの4つの港などが含まれる。船上からは富士山や箱根神社の平和鳥居などの名所を鑑賞できる。

伊豆箱根鉄道は駿豆線などの鉄道やバスなどの公共交通機関事業、不動産事業を強化する方針で、遊覧船事業の譲渡先を探していた。一方、富士五湖周辺地域を中心とした観光事業を展開する富士急としては、新たに箱根に足がかりを持ち、箱根と富士五湖を連携させる観光事業の強化を図る考えだ。

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