顧問が女子生徒を平手打ち、全治1カ月のけが 兵庫・姫路の高校

兵庫県姫路市の私立姫路女学院高で9月、ソフトボール部の1年生の女子生徒(16)が、顧問で監督の男性教諭(41)から顔を平手打ちされるなどして全治1カ月のけがをしていたことが3日、同校への取材で分かった。

同校によると、教諭は9月24日に同県上郡町で開かれた地区大会の際、この生徒がユニホームを忘れてきたことを生徒の母親からの電話連絡で知り立腹。母親に「1発どついていいですか」と告げ、生徒の頰を平手でたたいた。教諭はその後の試合中、ベンチエリアにこの生徒が立ち入ることを禁じ、「帰れ」「お前なんかいらん」と暴言を浴びせた。

生徒はたたかれた際に口の中を切ったほか、口を開けにくい状態が続き、「外傷性開口障害」と診断された。大会は翌日もあり、この生徒は試合に出場したが、男性教諭から尻を蹴られたり頭をたたかれたりしたといい、生徒は部活動をやめる意向を部員たちに伝え、それ以降は登校できていないという。

男性教諭は同26日、学校側に体罰を報告。学校の聞き取りに「試合に出られるメンバーが10人しかおらずぎりぎりでやっていたので自分を見失ってしまった。申し訳ないことをした」と話したという。

同校は今月1日、ソフトボール部の保護者説明会を開いて保護者らに謝罪。教諭の懲戒処分を検討している。同校の宝谷亮介参与は「生徒の復帰に向けた環境づくりに努めるとともに、二度と体罰が起こらないよう再発防止に全力を挙げたい」と謝罪した。

高校校長が記者会見を開き、謝罪

会員限定記事会員サービス詳細