フランス競馬の祭典、第101回凱旋門賞(2400メートル芝20頭、GⅠ)は2日、パリロンシャン競馬場で行われ、日本馬は国内GⅠ3勝を誇る横山和生騎乗のタイトルホルダー(4歳牡馬、栗田徹厩舎)の11着が最高だった。日本勢初制覇はならなかった。
クリストフ・ルメール騎乗のステイフーリッシュ(7歳牡馬、矢作芳人厩舎)は14着、川田将雅騎乗のディープボンド(5歳牡馬、大久保龍志厩舎)は18着、武豊騎乗の日本ダービー馬ドウデュース(3歳牡馬、友道康夫厩舎)は19着に終わった。優勝はアルピニスタ(英国)だった。
凱旋門賞には1969年の初挑戦からこれで延べ33頭の日本馬が参戦しているが、4度の2位が最高。優勝は欧州馬が独占している。(共同)