「台湾侵攻迫っていない」 米長官、演習常態化警戒

オースティン米国防長官は2日放映のCNNテレビの番組で、中国が軍事力を行使して台湾の統一を図る可能性について「侵攻が差し迫っているとは思わない」と述べた。中国軍が台湾周辺で頻繁に演習を重ねていることに関しては「ニューノーマル(新常態)」をつくり出そうとしていると警戒感を示した。

バイデン大統領が9月に中国が侵攻すれば米軍が台湾を防衛すると発言したことについては「仮定の質問に答えただけだ」と述べ、米国の「一つの中国」政策に変更はないと強調した。

オースティン氏は米中両国の軍当局者間の意思疎通が途絶えていると認めた。台湾海峡の緊張を緩和させるため、意思疎通は「極めて重要だ」とし、再開に向け取り組むと語った。(共同)

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