オリックス宮城投手が手記 能見さんの助言で2年連続2桁勝利

2年連続で2桁勝利を挙げたオリックスの宮城=9月27日、京セラドーム大阪(薩摩嘉克撮影)
2年連続で2桁勝利を挙げたオリックスの宮城=9月27日、京セラドーム大阪(薩摩嘉克撮影)

今季最終戦でリーグ連覇を決めることができました。僕自身も2年連続の2桁勝利(11勝8敗)。素直にうれしいです。点を取ってくれた野手、勝てる配球をしてくれた捕手の皆さんに感謝したいです。

昨季に13勝を挙げ、3年目の今季は開幕前から、実質「2年目のジンクス」という言葉を意識していました。高山投手コーチからは「相手は必ず攻略しようとしてくる。それを超えろ」と言われていました。キャンプからいろいろ取り組んできたのですが、3、4月は1勝2敗と出遅れ、能見さん(投手兼任コーチ)から「今季は8勝止まりやな」と言われました。

「10勝したら怒りますよ」と言い返しましたが(笑)、勝てる要素はあるのに、それを出していないというアドバイスでした。実際、4月は球に押し切る力がなく、球数をたくさん投げさせられた部分もありました。能見さんの助言もあり、5月は3勝。本当に能見さんがチームにいてくれてよかったです。

今季、最も心に残っているのは9月27日の楽天戦。優勝するには負けられない試合の先発を任されたのに、ストライクが入らず、三回途中で4点取られて降板。本当に悔しくて情けなかったです。今季は由伸さん(山本)から最優秀防御率のタイトルを奪うことが目標だったのに、この試合で3点台になってしまいました。2点台とは大違いですよね。

現時点で由伸さんにかなう部分はひとつもありません。何とか近づけるように練習あるのみです。ポストシーズンは楽天戦の悔しさを糧に、先発の役目を果たせるように頑張るだけ。日本シリーズは、できるならヤクルトとやりたい。昨年の悔しさを晴らして日本一。応援をよろしくお願いします。(談)


みやぎ・ひろや 2001年8月25日生まれ、沖縄県出身。沖縄・興南高から20年ドラフト1位でオリックス入団。背番号13。2年目の昨季に13勝4敗で新人王に輝き、今季も11勝8敗、防御率3.16をマークした。左投げ左打ち。

オリックスがリーグ連覇 最終戦で逆転劇

 

 


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