「私たちのもとに帰して」 父の公表文書全文 女児不明

女児の帽子が発見された江戸川取水口付近=9月29日、松戸市(前島沙紀撮影)
女児の帽子が発見された江戸川取水口付近=9月29日、松戸市(前島沙紀撮影)

千葉県松戸市の小学1年、南朝芽(さや)さん(7)の行方が分からなくなって、10日目となる2日、朝芽さんの父親がコメントを公表した。コメントは次の通り。

毎日、無我夢中でさやを探しています。街中の道という道を朝も夜も関係なく駆け回り、ほんの一筋の希望にかけてわれを忘れるまで探しています。どこかで、わが子が「パパ、ママ」と呼んでいるのではないかと思い、探しています。

さやがこの8日間をどのような気持ちで過ごしたのかは、想像を絶するものがあります。父親としてこんなにも自分の無力さを突きつけられたことはありません。どうして、うちの子だったのか。どうして、まだ世間を知らずあんなにも無邪気でかわいい子が、私たちの腕の中に帰れずに、危険な目にさらされているのか。

やはり、私たちはあなたのことを追求するつもりはありません。ただ、さやを私たちのもとに安全に帰してくれさえすれば誰のことも責めません。ただ、さやを抱きしめて、「もう大丈夫だよ。」と言わせてください。

私たちは待っています。さやという子が与えてくれていたかけがえのない日常を、どうか返してください。

私たちは、人を、世界を、信じています。

どうか、よろしくお願いいたします。

「一筋の希望にかけ探す」 不明女児父親が心情つづる

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