国慶節に合わせた大型連休の初日を迎えた北京駅=1日(共同)中国で1日、国慶節(建国記念日)に合わせた7日間の大型連休が始まった。新型コロナウイルスの流行がやまず、16日から共産党大会も始まるため、習近平指導部は市民の移動制限を強化。旅行や小売業界に痛手となる。子どものゲーム時間も規制され、低調な休暇となりそうだ。
党大会を控えた北京市当局は市民に対し、連休中の市外への旅行は控えるよう要請した。旅先で感染者が出た「リスク地域」に立ち寄った場合、一定期間の間、北京に戻れなくなる恐れがある。
国慶節に合わせた大型連休の初日を迎えた北京首都空港の出発ロビー=1日、北京(共同)1日の天安門広場は大勢が詰めかけたが、北京駅や北京首都空港は例年と比べ目に見えて人出が減少。連休中の道路利用者は前年同期比で3割減の見込みという。
リスク地域を抱える広東省深圳市の女性会社員は「(省外の)実家に帰りたいが、帰省先での隔離が怖いのであきらめた」と話した。(共同)
国慶節に合わせた大型連休の初日、北京冬季五輪・パラリンピックの会場をテーマにした飾り付けの前で記念撮影する市民ら=1日、北京(共同)国慶節に合わせた大型連休が始まり、大勢の市民が詰めかけた北京の天安門広場。「喜んで第20回党大会を迎えよう」と書かれた花飾りが置かれた=1日(共同)国慶節に合わせた大型連休が始まり、観光客らでにぎわう中国上海市の繁華街「南京東路」=1日(共同)国慶節に合わせた大型連休が始まり、観光客でにぎわう中国上海市の繁華街「南京東路」=1日(共同)国慶節に合わせた大型連休が始まり、国旗を振りながら中国上海市の繁華街「南京東路」を歩く子ども=1日(共同)国慶節に合わせた大型連休が始まり、訪れた人でにぎわう中国上海市の観光名所、外灘=1日(共同)国慶節に合わせた大型連休初日の夜を迎えた北京の天安門広場。「喜んで第20回党大会を迎えよう」と書かれた花飾りがライトアップされていた=1日(共同)