リニア中央新幹線への理解を広めようと、JR東海は1日、相模原市緑区で工事中の神奈川県駅(仮称)で、掘削した斜面の一部を巨大なスクリーン代わりにしてPR映像を投影するイベントを開いた。4日まで。
映像は縦15メートル、横30メートルのサイズで、リニアが超電導で浮上走行するイメージや、神奈川県駅の工事現場で重機が行き交う様子などが斜面いっぱいに映された。約10分間の内容で、動画投稿サイト「ユーチューブ」でも近く公開する。1日は点灯式が行われ、神奈川県の黒岩祐治知事やJR東海の金子慎社長らが並んでスイッチを押した。
会場ではリニア車両の模型や、実際に工事で使っている重機なども展示している。
JR東海によると、神奈川県駅はJR橋本駅付近に建設中で地下3階建て。2025年度ごろまでに骨格を完成させる。