現在システムメンテナンス中です

会員記事の閲覧など一部サービスがご利用できません。
ご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。

2月27日(日)午前5時頃まで

サービス再開時間が前後する場合があります。

→詳細へ

産経抄

10月1日

自民党の衛藤晟一元少子化担当相の父方の祖母、千代さんは明治末期、ソウルの李王家邸でお手伝いとして働いていた。衛藤氏は千代さんに、そこに韓国統監だった初代首相、伊藤博文が訪れる際に、よく語っていた言葉を聞いた。「死ぬときはたたみの上で死にたくない」。その通りに伊藤は暗殺された。

▼9月27日の安倍晋三元首相の国葬では、菅義偉前首相が友人代表の弔辞で、伊藤の長年の盟友だった元首相、山県有朋が伊藤をしのんで詠んだ歌を引用し自らの思いに重ねた。安倍氏は、衛藤氏も参加した自民党の同志との会合で、ふと「山県は『伊藤が羨(うらや)ましい』と言っていた」と述べ、衛藤氏を驚かせた。

▼作家の浅田次郎さんは小説『天切り松 闇がたり』で、山県に語らせている。「池田屋騒動、禁門の変、戊辰の戦と続くうちに、長州の名だたる志士はみな死んでしもうた。みんなわしに、やり残したことをおっつけていきおった」。伊藤も同じ気持ちだったのか。

ランキング

  1. 【阿比留瑠比の極言御免】台湾蔑視する立民の傲慢

  2. 【産経抄】12月9日

  3. 【主張】防衛費財源 歳出改革の徹底こそ先だ

  4. 【正論】「PKO協力法」の30周年に思う 東京外国語大学教授・篠田英朗

  5. 【大阪「正論」懇話会】北中露の脅威 軍事均衡崩すな 元防衛相・小野寺五典氏の講演要旨

  6. 【正論】北朝鮮が手伸ばす最先端科学技術  安全保障問題専門家、元国連専門家パネル委員・古川勝久

  7. 【主張】イランの抗議デモ 血の弾圧を直ちにやめよ

  8. 【浪速風】「質」を追求する

  9. 【緯度経度】中国、鉄道で欧州制す 異様な「北京詣で」 三井美奈

  10. 【大手町の片隅から】乾正人 コロナにかかって考えたこと

会員限定記事