検事2人に「不起訴相当」 大阪検審、プレサンス前社長の告発巡り

大阪地検
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学校法人明浄学院(現学校法人大阪観光大学、大阪府熊取町)の業務上横領事件を巡り、証人威迫などの罪で告発され、大阪地検が嫌疑不十分で不起訴とした男性検事2人について、大阪第4検察審査会は30日、「不起訴相当」とする議決を公表した。29日付。

議決書は、不起訴を判断した検察側の記録や取り調べの録画映像を確認した上で、「不起訴処分の裁定を覆すに足る証拠がない」と記している。

告発したのは、東証スタンダード上場の不動産会社「プレサンスコーポレーション」(大阪市)前社長の山岸忍氏(59)。平成29年の土地取引で当時の学校法人理事長らと共謀し、法人資金21億円を横領したとして令和元年12月、大阪地検特捜部に逮捕、起訴されたが、昨年10月に大阪地裁で無罪判決を言い渡され確定した。

山岸氏は、検事2人が取り調べで山岸氏の元部下らに「会社の損害を賠償できるのか。10億、20億では済まない」などと迫り、山岸氏との共謀を認める虚偽の供述をさせたとして、今年3月に刑事告発。捜査した大阪地検が6月、2人を嫌疑不十分で不起訴処分にしたことを受け、検察審査会へ審査を申し立てていた。

 山岸氏は今回の議決について、代理人弁護士を通じ「民間の人が同じことをしたら犯罪になるはず。一人の人間の人生を壊した責任を取らなくていいのか。大変悔しく理不尽な思いをしている」とコメントした。


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