浪速風

プロ野球はスポーツ振興くじの対象となるべきか

サッカーJリーグとバスケットボール男子のBリーグを対象にしたスポーツ振興くじ「WINNER(ウィナー)」の販売が始まった。1口200円。1試合の結果だけを予想すればいい気軽さが特徴で、収益の一部が還元される仕組みも、新型コロナ禍でダメージを受けたチームにはありがたいだろう

▶スポーツベッティング(賭博)の収益を財源にして試合会場や練習拠点を整備する考え方は、海外では一般的だ。ただ、健全性の担保方法などに課題があり、日本では合法化への慎重論が根強い。特例とも言える「ウィナー」を社会がどう受け止めるのか注視したい

▶八百長疑惑「黒い霧事件」で永久失格となった元投手の池永正明さんが亡くなった。処分解除は事件から約35年後。その間の池永さんの思いを考えると、軽々しく合法化推進とは言えない。ただ、最も人気のあるプロ野球が参加してこそ、日本のスポーツ振興くじが意味のあるものになる気もする。

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