落語家の六代目三遊亭円楽さん死去 「笑点」メンバー

「大手町落語2020」が開演され、落語を披露する三遊亭円楽=2020年7月25日午後、東京都千代田区(松井英幸撮影)
「大手町落語2020」が開演され、落語を披露する三遊亭円楽=2020年7月25日午後、東京都千代田区(松井英幸撮影)

テレビ番組「笑点」などで活躍した落語家、三遊亭円楽(さんゆうてい・えんらく、本名・会泰通=あい・やすみち)さんが9月30日、肺がんのため死去した。72歳だった。

昭和25年、東京都出身。青山学院大在学中の45年、五代目三遊亭円楽さんの目にとまって入門し、楽太郎を名乗る。52年、日本テレビ系演芸番組「笑点」の大喜利(おおぎり)レギュラーメンバーに選ばれ、54年に放送演芸大賞最優秀ホープ賞を受賞。56年、真打ちに昇進した。

誰にでも分かりやすい現代風な落語を得意とし、「笑点」では社会風刺ネタなどで客席をわかせた。平成22年、六代目三遊亭円楽を襲名。「博多天神落語まつり」や「江戸東京落語まつり」のプロデュースを手がけるなど多彩に活躍した。

30年に肺がん、令和元年には脳腫瘍をそれぞれ発症し入院。今年1月には脳梗塞で入院したが、5月に退院し、8月11日に東京・国立演芸場の「8月中席」で高座に復帰。入院中のエピソードなどを毒舌を交えて紹介し、古典落語「猫の皿」を披露していた。

同30日には独演会が予定されていたが、「軽度の肺炎」で入院したため中止とすることが3日前に事務所から発表され、体調回復に努めていた。

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