なぜ河川敷に…謎多く 千葉の女児不明から1週間

帽子が発見された取水口付近を捜索する捜査員=29日、千葉県松戸市(前島沙紀撮影)
帽子が発見された取水口付近を捜索する捜査員=29日、千葉県松戸市(前島沙紀撮影)

千葉県松戸市の小学1年、南朝芽(さや)さん(7)の行方が分からなくなって、29日で7日目となった。同県流山市内で朝芽さんのキックボードと、靴と靴下が見つかったのに続き、28日には松戸市の江戸川の取水口で朝芽さんの帽子が発見された。だが、県警やボランティアらの懸命の捜索にも関わらず、朝芽さんの行方はいまだに不明だ。

朝芽さんの行方が分からなくなったのは、23日午前11時半ごろ。母親と近くの公園に遊びに行くことになり、先に1人で自宅を出た。5分ほど後に、母が公園に行くと姿がなかったという。

同日夕、江戸川近くの公園で、朝芽さんの乗っていたキックボードが発見された。これは、朝芽さんと母親が行こうとしていたのとは別の公園。両公園は直線距離で約900メートル離れており、行くには何回か横断歩道を渡り、交通量の多い道を通る必要がある。

また、靴と靴下が見つかったのは江戸川の河川敷。キックボードが見つかった公園から約300メートル離れており、行くには、高さ約7・5~8メートルの土手を上って河川敷に下りなければならない。

土手の上のサイクリングロードは人通りが多い。そこから河川敷に行くには、土手に上がる階段の反対側に位置する53段の階段を下りて、砂利道や、サッカーや野球のグラウンドを通り抜けていく必要がある。近くに住む男性(26)は「野球やサッカーをする人は服装が決まっているので、小学生の女の子が1人でいたら目立つと思う」と指摘する。

29日も県警は120人態勢で捜索を続行。帽子が見つかった江戸川下流などを重点的に捜した。江戸川の対岸では、埼玉県警も約40人態勢で捜索し、ドローンを活用していた。

情報提供は松戸署(047・369・0110)まで。(前島沙紀)

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