ベンツが高級セダンEV2車種を発売 横浜にEV専門店を設立

メルセデス・ベンツ日本が発売する高級セダンの電気自動車(EV)「EQS」(右)と「EQE」=29日、東京都港区(黄金崎元撮影)
メルセデス・ベンツ日本が発売する高級セダンの電気自動車(EV)「EQS」(右)と「EQE」=29日、東京都港区(黄金崎元撮影)

メルセデス・ベンツ日本は29日、高級セダンの電気自動車(EV)「EQS」を発売した。1回の充電で走行できる航続距離は700キロで、価格は1578万円(税込み)から。車の蓄電池は外部給電器としても使える。12月にメルセデス・ベンツとして、世界初となるEV専門店「メルセデスEQ横浜」を横浜市内に設立し、国内のEV需要を取り込む構えだ。

EQSは大容量の蓄電池が搭載され、国内で販売されているEVで最長の航続距離になる。災害が多い日本に合わせて、蓄電池から自宅に電気を供給できるようにした。同社によると、4人家族の場合、7日分の電気を供給できるという。

このほかに高級セダンのEV「EQE」の受注も29日から開始した。新たに2車種を投入し、同社が国内で販売するEVは5車種となった。上野金太郎社長は同日に開かれた説明会で「中大型の投入で年後半にかけて攻勢をかけたい」と意気込んだ。

国内のEVシフトを見据えて、ドイツのBMWやアウディも新型モデルを相次いで投入している。EV大手の米テスラや中国のBYDなども日本市場の開拓に力を入れている。

会員限定記事会員サービス詳細