日米韓、30日に対潜水艦訓練 日本海で5年ぶり 韓国軍「北SLBMに対応」

2021年10月19日、北朝鮮の国防科学院が行った新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験(朝鮮中央通信=共同)
2021年10月19日、北朝鮮の国防科学院が行った新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験(朝鮮中央通信=共同)

【ソウル=時吉達也】韓国国防省は29日、日米韓が30日に日本海で共同訓練を行うことを公式に発表した。北朝鮮による発射準備の兆候が確認された潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)に対応する対潜水艦の訓練で、「北朝鮮潜水艦に対する探索、追跡能力を向上させる」としている。

日米韓が同種訓練を行うのは、日本との安保協力に慎重だった韓国の文在寅(ムン・ジェイン)前政権が発足する直前の2017年4月以来。同省は、今回の訓練について「北朝鮮の核・ミサイルに対応する韓米日の軍事協力を17年以前の水準に戻す措置の一環だ」と強調した。

訓練には米原子力空母ロナルド・レーガン艦や海上自衛隊の護衛艦が参加。米空母打撃群のドネリー司令官が指揮する。

訓練場所は、韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)から約150キロの公海上となる。韓国野党議員はフェイスブックを通じ「有事の際、朝鮮半島の問題に海上自衛隊が介入することを許容するのか」と主張、半島周辺での日本との合同訓練実施を批判した。

北朝鮮は尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権が発足する直前の5月7日、東部の新浦(シンポ)沖からSLBMを発射している。

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