北海道の特急、タイで復活 観光再生の起爆剤に

試運転でバンコクのフアランポーン駅に到着した列車=6日(共同)
試運転でバンコクのフアランポーン駅に到着した列車=6日(共同)

かつてJR北海道で特急列車として活躍した鉄道車両がタイに輸出され、観光列車として生まれ変わろうとしている。既に一部は改修作業を終えて試運転を行っており、今年中にも本格運転を開始する見込み。タイ国鉄のニルット総裁は「観光業を盛り上げる起爆剤になるはずだ」と期待している。

首都バンコクのマッカサン整備場。多くの作業員が「JR北海道」と記されたさびの目立つ古い鉄道車両の整備を進めていた。屋外のレールには真新しい塗装が施された3両が連結され、試運転の開始を待っていた。

バンコクのマッカサン整備場で車両を改修する作業員ら=6日(共同)
バンコクのマッカサン整備場で車両を改修する作業員ら=6日(共同)

北海道を走っていたころと同じデザインで塗り直し、運転席の計器やスイッチ類、客車の案内表示も日本語をそのまま残した。

タイに渡ったのは、札幌―網走間を走る特急オホーツクなどで使用されていた「キハ183系」。タイ国鉄によると、17両を譲り受け、輸送費などを負担して輸入した。(共同)

日本から輸入した車両の改修作業=6日、バンコクのマッカサン整備場(共同)
日本から輸入した車両の改修作業=6日、バンコクのマッカサン整備場(共同)
バンコクから東部チャチュンサオに向けて行われた試運転=6日(共同)
バンコクから東部チャチュンサオに向けて行われた試運転=6日(共同)


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