イオン、トップバリュの「価格維持に努める」

イオンのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の食品を手にする関係者ら=千葉市美浜区のイオンスタイル幕張新都心(森田晶宏撮影)
イオンのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の食品を手にする関係者ら=千葉市美浜区のイオンスタイル幕張新都心(森田晶宏撮影)

流通大手イオン傘下のイオントップバリュ(千葉市美浜区)は28日、食品や日用品のプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の取り組みに関する記者会見を開いた。足元で食品を中心に値上げラッシュが続く中、同社の和田浩二取締役は「できる限り価格維持に努めるという姿勢を継続していく」と述べた。

トップバリュでは今年7月4日から、マヨネーズとカップ麺、外箱のないティッシュペーパーの3品目が値上げとなった。現時点で追加での値上げの予定はないが、やむを得ず価格改定に踏み切る場合は事前に店頭で周知するとしている。

大手メーカーが企画や製造を手掛ける「ナショナルブランド(NB)」で値上げが相次ぐ中、PBの引き合いが強まっている。会見後に報道陣の取材に応じた和田氏によると、値上げが顕著な商品群ではトップバリュの売り上げは前年比3割程度伸びているという。

原材料価格の高騰や円安などの逆風は、NB同様に吹いている。和田氏は「製造原価は上昇している」としつつ、物流や資材調達にかかる経費の効率化を図るなどして「少しでもコストインパクトを和らげる工夫をしている」と話した。

会見では、PB商品の発売前の評価基準を厳しくすることで、品質面での競争力を高める方針も示した。

一方、セブン&アイ・ホールディングスは、傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂のPBとして昨年7月から展開している「ザ・プライス」を刷新し、新たにセブン―イレブンの一部店舗などでも順次発売する。

イオンのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の食品を扱う売り場=千葉市美浜区のイオンスタイル幕張新都心(森田晶宏撮影)
イオンのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の食品を扱う売り場=千葉市美浜区のイオンスタイル幕張新都心(森田晶宏撮影)

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