えっ?物価上昇目標「達成できず」と日銀会合 政策委員「分かりにくい…」

日銀本店=東京都中央区(岩崎叶汰撮影)
日銀本店=東京都中央区(岩崎叶汰撮影)

日銀は28日、7月20、21日に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。会合では令和4年度の物価上昇率を前年度比2・3%と見通したが、持続的ではなく「2%の物価目標」は達成できないと判断した。政策委員の1人は「分かりにくい面がある」と指摘し、賃金と物価の好循環という日銀の目指す姿を丁寧に説明する必要があると訴えた。

米国などの主要国が利上げに踏み切る中、日銀が大規模金融緩和策を維持していることで金利差が拡大。資産運用に不利な円が売られ、ウクライナ危機と相まって輸入価格の上昇圧力が高まった。

だが複数の政策委員は、物価安定目標の達成には賃金上昇が重要であるとの認識を示し、大規模金融緩和を「継続していくことが適当である」と述べた。

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