千葉市役所を家宅捜索 元総務局長、覚醒剤疑いで逮捕

千葉市役所
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神奈川県警津久井署は27日、覚醒剤取締法違反(使用、所持)の疑いで、千葉市中央区長洲、元千葉市総務局長で市代表監査委員=28日付で辞職=の山田啓志容疑者(61)を逮捕した。県警は28日午後、千葉市役所の家宅捜索に入った。

捜査員らは午後1時ごろ、地下1階の守衛室入り口から入り、約20分間捜索を行った。山田容疑者が勤務していた5階にある監査委員室のロッカーや机の中などを、市の監査委員の立ち合いのもと7人の捜査員が捜索したが、押収品はなかったという。

事件を受け、市は同日午後5時から臨時局部長会議を開催。神谷俊一市長は冒頭、「職員の範となるべき特別職が逮捕される事態となったこと、市長として誠に申し訳なくおわび申し上げます」と謝罪した。

市によると、山田容疑者は27日午後1時ごろ来庁し、謝罪とともに辞職願を提出したという。市は28日にこれを承認した。

また、神谷市長は28日夕、記者団の取材に応じ、「市民の皆様の信頼を著しく損なうもので、心からおわび申し上げます」と謝罪した。また、「監査委員は要職で、今回の事件を遺憾に思う。事実関係を早急に把握し、監査委員会の活動に支障が生じないように、適切に対処したい」と話した。

山田容疑者について尋ねられると、「市民目線に立った仕事ぶりを評価していた。監査委員は市長提案の人事案件であり、私が議会に承認を求めた。任命権者としての責任を感じている」と述べた。

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