中国船が尖閣周辺の領海侵入 機関砲搭載か

尖閣諸島(石垣市)
尖閣諸島(石垣市)

28日午前3時15分ごろから、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船3隻が相次いで侵入した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは8日以来で、今年27日目。

政府は、首相官邸の危機管理センターに設置していた情報連絡室を官邸対策室に改組した。

第11管区海上保安本部(那覇)によると、3隻は日本漁船3隻の動きに合わせて領海に侵入。海保が周囲に巡視船を配備し、領海から出るよう警告した。

領海外側の接続水域でも28日、別の中国船3隻の航行を確認し、2隻は機関砲のようなものを搭載。接続水域を含め、尖閣周辺で中国船が確認されるのは14日連続となった。

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