インドの合弁が1兆円投資 日鉄、生産拡充で

日本製鉄が出資するインド鉄鋼メーカーが生産体制を拡充するハジラ製鉄所(日本製鉄提供)
日本製鉄が出資するインド鉄鋼メーカーが生産体制を拡充するハジラ製鉄所(日本製鉄提供)

日本製鉄は28日、同社が4割を出資するインドの鉄鋼メーカー「アルセロール・ミタル・ニッポンスチールインディア(AMNSI)」が総額1兆700億円を投じ、生産体制を拡充すると発表した。高炉2基を新設するなど生産能力を大幅に引き上げ、周辺の港湾や電力といったインフラの関連企業も買収する。拡大が見込まれる現地の鋼材需要を取り込むのが狙いだ。

AMNSIがインド西部のハジラ製鉄所に約4100億ルピー(約7300億円)を投資。高炉2基を2025年後半以降に順次稼働させ、溶けた鉄をつくる転炉といった関連設備も新たに設ける。粗鋼生産量は現状から約7割増え年間約1500万トンとなる。

それとは別に24億ドル(約3400億円)で港湾や電力を手がけるインフラ企業や事業を買い取る。原料や製品の輸送体制を強化し、安定的な生産につなげる目的がある。

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