interview

NTTドコモ副社長 前田義晃さん(52) カンパニー制で機動力、新EC創出

NTTドコモの前田義晃副社長
NTTドコモの前田義晃副社長

--7月から社内カンパニー制の下、非通信事業を統括するスマートライフカンパニー長に就任した。カンパニー制の狙いは

「スピーディーな意思決定、専門人材の採用、機動的な投資判断を行うことができる。非連続的な成長のためにはM&A(企業の合併・買収)も積極的に考える。多くのパートナーとも『共創』する」

--電子商取引(EC)は他社より弱い印象だ

「後塵(こうじん)を拝するところはある。手を組むアマゾンジャパンやメルカリで購入するとdポイントがたまるなど価値は提供できていると思うが、dポイントクラブ会員がここで買うのがいいというECの場を改めて考えたいと思っている」

--QRコード決済は競合他社との競争が激しい。d払いの利用者をどう増やすか

「ちょっとした買い物はd払い、高い買い物だと(クレジットカードの)dカード。非接触決済のiDは一番早く決済できる場合もある。決済サービス全体で使いたいと思ってもらえるかが大事で、一つの決済サービスで勝った負けたは考えていない」

--d払いの起動速度を改善する考えは

「(システム開発を手掛ける)NTTコムウェアと同じグループになったので開発体制を強化している。年内には他社と比較して最速で起動できるようにしたい。使いやすさや見た目の分かりやすさも含めて使い勝手の良さを突き詰めていく」

(大坪玲央、写真も)

まえだ・よしあき 北大法卒。リクルートを経て平成12年5月NTTドコモ入社。29年6月執行役員。令和2年6月常務執行役員。4年6月より現職。北海道出身。

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