安倍氏への弔意集めた「芳名帳」、国は受け取らず 自治体戸惑い

安倍元首相を悼み記帳する人たち=27日午後0時2分、茨城県桜川市役所大和庁舎(谷島英里子撮影)
安倍元首相を悼み記帳する人たち=27日午後0時2分、茨城県桜川市役所大和庁舎(谷島英里子撮影)

安倍晋三元首相への弔意を示すために自治体がまとめた市民らの芳名帳を、内閣府に置かれた政府の国葬の事務局が受け取らない対応をしていたことが28日、事務局への取材で分かった。「受け取る仕組みがない」としているが、自治体は戸惑っている。

山形県酒田市は7月11、12両日、市役所など4カ所に記帳台を設置。計419人が名前を記した。9月21日に事務局へ受け取ってほしいと連絡したが、断られたという。市は、岸田文雄首相宛てに送るよう自民党の市議に依頼した。

国葬の事務局は取材に「弔意表明を自治体に依頼しておらず、受け取りを想定していない。仮に全国から集まれば保管できない」と説明した。芳名帳に関する問い合わせは酒田市以外からも来ているという。

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