安倍元首相国葬

「拉致解決へ尽力、感謝」被害者家族ら ブルーリボン、遺骨そばに

安倍晋三元首相の国葬で献花に臨む横田早紀江さんら=27日午後4時24分、東京都千代田区(松本健吾撮影)
安倍晋三元首相の国葬で献花に臨む横田早紀江さんら=27日午後4時24分、東京都千代田区(松本健吾撮影)

安倍晋三元首相の国葬には、北朝鮮による拉致被害者家族も参列。報道陣の代表取材に応じ、ライフワークとして拉致問題解決に尽力した安倍氏の功労に、改めて謝意を示した。

式壇には、被害者救出を誓うブルーリボンバッジが遺骨とともに安置された。遺影の胸元にも、バッジははっきりと見て取れた。横田めぐみさん(57)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(86)は、「写真を見て、いろんなことを思い出した。世界に(問題解決を)言ってくれたので、(認識が)大きく広がったことを感謝している」と述べた。「残念でしようがない」と、非業の死への落胆も口にした。

めぐみさんの弟で家族会代表を務める拓也さん(54)は、岸田文雄首相が弔辞で、拉致問題解決へ全力を尽くすとしたことに触れ、「真剣に安倍さんの思いをくみ取って、一生懸命やってほしい」と政府の奮起を期待。支援組織「救う会」の西岡力会長は、「家族会や救う会ができる前から、拉致問題に関心を持ってくださっていた。必ずめぐみさん達を連れて帰るという誓いを立て、献花した」と振り返った。

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