安倍氏国葬 自民千葉県連の記帳所に約700人 39市町村が半旗

自民党千葉県連に設けられた献花台には、多くの花が手向けられた=27日午後5時ごろ、千葉市中央区(小野晋史撮影)
自民党千葉県連に設けられた献花台には、多くの花が手向けられた=27日午後5時ごろ、千葉市中央区(小野晋史撮影)

安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)が東京・日本武道館で営まれた27日、千葉県庁近くの自民党県連(千葉市中央区)に設置された献花台には多くの県民が訪れて哀悼の意を表した。記帳所も設けられ、県連によると約700人が記帳した。県庁や、全54市町村のうち39市町村で庁舎などに半旗が掲げられた。

県連の献花台は、予定より30分早い午前8時半に開設され、花束を手にした県民らが次々と訪れた。

市原市の会社員、鈴木元さん(43)は「日本のためにご尽力された方への感謝の気持ちを込めた。先見の明がある方だった」と安倍氏の死を悼んだ。

香取市から夫婦で訪れた男性(70)は「それまでの政権はすぐに変わったが、長期政権となった安倍さんは外国の要人たちとも話ができる方だった」と指摘。「国葬に反対の意見もあるが、亡くなった人に礼を尽くすのが日本の良い所だ」と力を込めた。

市原市の警備員、中村武己さん(63)は「日本の過去や未来などを本当によく考えていた。総理をやめても、また戻ってきてほしかった」と惜しんだ。

昼休みの県庁職員が手を合わせる姿も。50代の男性職員は「安倍政権になって景気が持ち直し、県政を進める上で非常に助かった」と振り返った。夕方には献花台は花束で埋め尽くされた。県連は記帳について「何らかの形で安倍家に届けたい」としている。

国葬に参列した熊谷俊人知事は自身のツイッターに「地方自治体の長として、敬意を持って献花させて頂きました。昭恵夫人を始め、ご遺族の皆さまに心からお悔やみ申し上げます」とつづった。同じく参列した県議会の佐野彰議長は「あらためて安倍元首相の功績を実感した」などとのコメントを出した。

半旗を掲げた千葉県の市町村

千葉市、銚子市、館山市、野田市、茂原市、成田市、旭市、習志野市、市原市、八千代市、我孫子市、鴨川市、君津市、富津市、浦安市、四街道市、袖ケ浦市、八街市、印西市、富里市、南房総市、匝瑳市、山武市、大網白里市、酒々井町、栄町、神崎町、多古町、東庄町、九十九里町、芝山町、横芝光町、睦沢町、白子町、長柄町、大多喜町、御宿町、鋸南町、長生村。

会員限定記事会員サービス詳細