目指せ!マリンの要 松川虎生

今季も終盤戦 最後まであきらめず全力プレー

【千葉ロッテ―東北楽天】八回、本塁で楽天の小深田大翔選手をタッチアウトにする松川虎生捕手=10日、楽天生命パーク(中井誠撮影)
【千葉ロッテ―東北楽天】八回、本塁で楽天の小深田大翔選手をタッチアウトにする松川虎生捕手=10日、楽天生命パーク(中井誠撮影)

今季、開幕からここまで1軍の舞台で戦わせていただくことができたことは本当にうれしく思いますし、来季に向けての自信にもつながりました。今シーズンも、残り5試合を切っています。最後まで負けられない戦いが続きますし、一瞬一瞬、悔いのないようにやりきるということはシーズンを通して思っていることではありますが、その気持ちがより一層、自分の中で強くなっているように感じます。個人としても、チームとしても、いい形でシーズンを終えられるようにしたいと思います。

この1年で成長できたことも、反省しないといけないことも、たくさんありました。特にこの試合というのはありませんが、毎日の試合で多くの課題があるので、それを一つずつ潰していけるようにしたいと思っています。

守備面では、当たり前かもしれませんが、キャンプのときに比べると投手とのコミュニケーションが密に取れるようになったということは、大きな成長だと思います。一方、反省点は打者の観察です。日々、攻め方や投手の投げたい球など、いい所を引き出しながらしっかり抑えていけるように、研究と反省を繰り返して残り試合、そして来シーズンの糧にしたいと思います。

打撃面では初球からどんどんスイングをかけていけて、多少は自分のポイントで打てるようになってきていることは成長だと思います。後半戦は特に、自分の理想に近いバッティングをできるようになってきていたのかな、と感じています。また、反省点はプロの投手が投げ込む質の高い真っすぐを自分のポイントで捉えられていないことが課題です。

日ごろの練習からもっと振り込んで、打撃でもチームの勝利に貢献できる機会を増やしていくことで真の正捕手といわれるようになるのかな、と思います。自分が目標とするのは、「打てる捕手」。ここを目指してやっていきたいです。

あきらめずに全力プレーを見てもらえるように頑張りますので、最後まで応援の方、よろしくお願い致します。(月1回程度掲載)

松川虎生(まつかわ・こう)】 市立和歌山高で捕手として活躍し、3年の春には甲子園球場での選抜高校野球大会に出場。パワフルな打撃と強肩が持ち味で、高校通算43本塁打を記録した。強打堅守の捕手を主人公とした故水島新司さんの漫画から、「紀州のドカベン」と呼ばれたことも。令和3年秋にドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団して今春、初めてのシーズンに。背番号は「2」。178センチ、98キロ。右投げ右打ち。大阪府阪南市出身の18歳。

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