安倍元首相国葬

国葬始まる 式壇に遺骨とブルーリボン安置

安倍晋三元首相の国葬に集まった参列者たち=27日午後1時11分、東京都千代田区の日本武道館(代表撮影)
安倍晋三元首相の国葬に集まった参列者たち=27日午後1時11分、東京都千代田区の日本武道館(代表撮影)

参院選の街頭演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)が27日午後、東京・北の丸公園の日本武道館で始まった。式壇には、安倍氏が愛した富士山をかたどり、左右に広く伸びた裾野と雪化粧が施された頂が表現された。また、式壇には安倍氏の遺骨とともに議員バッジ、生前に心血を注いだ北朝鮮による拉致被害者救出を誓うブルーリボンバッジも安置された。

式壇の生花は、安倍氏が「常に闘う政治家でありたい」という信念のもと、国家・国民のためであれば、いかなる批判も恐れず行動してきた政治家としての軌跡を表現したという。

また、安倍氏の遺骨が会場に到着すると同時に自衛隊が19発の弔砲を発射。儀仗(ぎじょう)隊の敬礼で出迎えた。儀仗隊の先導により、葬儀委員長を務める岸田文雄首相、遺骨を抱いた喪主の昭恵夫人が入場した。

会場では新型コロナウイルス対策のため、参列者にマスクの着用が求められ、会話も控えるよう呼びかけられた。水分補給のためペットボトルが配られ、気分が悪くなった参列者のために救護所も設けられた。

国葬では葬儀副委員長を務める松野博一官房長官による「開式の辞」の後、陸自中央音楽隊、海自東京音楽隊、空自中央音楽隊が国歌を演奏。参列者は1分間の黙禱をささげる。

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