プロ野球「黒い霧」復権 池永正明さん死去

池永正明さん
池永正明さん

元プロ野球西鉄(現西武)投手で1970年に八百長疑惑「黒い霧事件」のために永久失格となり、2005年に処分が解除された池永正明(いけなが・まさあき)さんが死去したことが26日、分かった。関係者によるとがんだったという。76歳。山口県出身。

山口・下関商高の2年生エースとして1963年の選抜大会で優勝、同年夏の全国選手権大会で準優勝した。65年に西鉄に入団し、1年目に20勝を挙げて新人王。67年に23勝で最多勝のタイトルを獲得した。

プロ6年目の70年に「黒い霧事件」で永久失格処分を受けた。現金100万円を預かったことは認めたが、八百長への関与を一貫して否定。90年代後半から支援団体や西鉄OBらが復帰の嘆願書を提出し、2005年に当時のプロ野球の根来泰周コミッショナーが、野球協約が改正されたことを受けて処分を解除した。35年ぶりに復権してからは社会人のクラブチームで監督を務めた。

通算成績は238試合登板で103勝65敗、防御率2・36。

プロ野球オールスターで登板した池永正明投手(西鉄)=1967(昭和42)年7月25日、神宮球場
プロ野球オールスターで登板した池永正明投手(西鉄)=1967(昭和42)年7月25日、神宮球場

会員限定記事会員サービス詳細