空飛ぶクルマ、新機種を発表 2人乗り、最高時速100キロ

スカイドライブが令和7年に実用化を目指す「SD-05」のイメージ(同社提供)
スカイドライブが令和7年に実用化を目指す「SD-05」のイメージ(同社提供)

「空飛ぶクルマ」を開発するベンチャー企業、スカイドライブ(愛知県豊田市)が26日、令和7年の実用化を目指す新機種「SD―05」のデザインと仕様を発表した。12基のプロペラを搭載し、最大巡航速度は時速100キロになる。福沢知浩最高経営責任者(CEO)は「移動や体験が航空機よりも身近で、省エネルギーにできることを世界に発信したい」としている。

スカイドライブは、7年の大阪・関西万博の会場輸送で空飛ぶクルマを活用することを目指している。新機種は全長9・4メートルで最大搭乗人数2人、航続距離は5~10キロ、飛行時間は5~10分となっている。価格は1億円程度を想定し、1回当たりの充電時間は30分未満を目指す。

同社は新たに13社から96億円の資金調達を実施したことも発表した。累計調達額は約147億円になる。

空飛ぶクルマの実用化を目指す福澤知浩CEO=26日午後、大阪市中央区(柿平博文撮影)
空飛ぶクルマの実用化を目指す福澤知浩CEO=26日午後、大阪市中央区(柿平博文撮影)

また、26日は、大阪・関西万博に向けたシンポジウムも開催され、大阪府の吉村洋文知事や関係企業の担当者らが参加して空飛ぶクルマ実用化のための法律や離着陸場の整備などについて意見を交わした。

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