予備役の出国制限開始か ロシア、社会に動揺

26日、ロシア・モスクワ州の招集事務所近くで、動員を受けて家族に別れを告げる男性(タス=共同)
26日、ロシア・モスクワ州の招集事務所近くで、動員を受けて家族に別れを告げる男性(タス=共同)

ロシアのプーチン大統領が21日に出した部分動員令を巡り、独立系メディア「メドゥーザ」などは25日、国境警備局が軍の要請を受け、予備役の出国を禁止する措置を取り始めたと伝えた。当局は招集対象者の確保に躍起だが、政府の指針に合わない事例が相次いで報告され、上下両院議長が苦言を呈する事態に。社会には動揺が広がっている。

ショイグ国防相は部分動員の対象は約30万人と説明したが、政府筋の話として「120万人動員説」も報じられた。報道によると、招集対象者の出国を軍が禁止したことを受けて、23日から出国できない人が出始めた。

メドゥーザは出国を拒否された人に渡された通知書の画像を報道。ロシアから中央アジアのカザフスタンへ陸路で出国を試み拒否された事例が複数伝えられている。(共同)

26日、ロシア・モスクワ州の招集事務所近くで動員を受けて家族に別れを告げる男性(右)(タス=共同)
26日、ロシア・モスクワ州の招集事務所近くで動員を受けて家族に別れを告げる男性(右)(タス=共同)
26日、ロシア・モスクワ州の招集事務所近くで、動員を受け恋人とキスする男性(タス=共同)
26日、ロシア・モスクワ州の招集事務所近くで、動員を受け恋人とキスする男性(タス=共同)
26日、ロシア南部ロストフ州バタイスクで、動員を受け招集拠点を訪れた男性(タス=共同)
26日、ロシア南部ロストフ州バタイスクで、動員を受け招集拠点を訪れた男性(タス=共同)
26日、ロシア中部オムスク州で招集事務所の前に並ぶ予備役の人たち(ロイター=共同)
26日、ロシア中部オムスク州で招集事務所の前に並ぶ予備役の人たち(ロイター=共同)


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