イタリア総選挙、右派勝利で女性首相誕生か 対露融和に懸念

17日、イタリア南部バーリで行われた選挙集会で、支持者と国歌を歌うメローニ氏(前列中央)
17日、イタリア南部バーリで行われた選挙集会で、支持者と国歌を歌うメローニ氏(前列中央)

イタリア上下院総選挙の投票が25日行われた。中道右派連合が過半数の議席を獲得し勝利する見込みで、連合の中心である野党右派「イタリアの同胞」(FDI)のメローニ党首(45)が同国史上初の女性首相に就任する公算が大きい。右派政権が樹立されればウクライナに侵攻するロシアへ融和的な姿勢に転換する可能性があり、欧州連合(EU)の対露制裁の結束が揺らぐ懸念もある。

投票は25日午後11時(日本時間26日午前6時)に締め切られ、即日開票される。早ければ26日未明(同午前)にも大勢が判明する見通し。

メローニ氏は対露制裁とウクライナへの武器供与は継続すべきだとの立場。ただエネルギー輸入の多くをロシアに頼ってきたイタリアでは燃料費をはじめ物価が高騰し、ロシアに厳しく対処せよとの世論は失速している。(共同)

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