女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープンは最終日の25日、東京・有明コロシアムでシングルス決勝が行われ、ロシア出身のリュドミラ・サムソノワが鄭欽文(中国)に7-5、7-5で勝ち、今季ツアー3勝目、通算4勝目を挙げた。今大会は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開催された。
世界ランキング30位で23歳のサムソノワはウィンブルドン選手権覇者のエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を破った1回戦から1セットも失わずに勝ち上がり、決勝では2セットとも5-5から相手のサービスゲームをブレーク。ツアー初制覇を狙った19歳の鄭欽文に競り勝った。
ダブルス決勝では、第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)ジュリアナ・オルモス(メキシコ)組が第4シードのエレン・ペレス(オーストラリア)ニコル・メリチャー(米国)組を6―4、6―4で破った。