陸上の全日本実業団対抗選手権第2日は24日、岐阜長良川競技場で行われ、女子100メートルの児玉芽生(ミズノ)が追い風1・3メートルの予選で日本歴代2位の11秒24をマークした。無風だった決勝は11秒39で制した。男子100メートル決勝は東京五輪代表の多田修平(住友電工)が10秒29で優勝した。
男子走り幅跳び決勝は、110メートル障害の日本記録を持つ泉谷駿介(住友電工)が8メートル00で勝ち、東京五輪6位の橋岡優輝(富士通)は7メートル95で2位だった。
1万メートル競歩の男子は20キロで7月の世界選手権、東京五輪ともに銀メダルの池田向希(旭化成)が38分15秒86の大会新記録で圧勝。女子は藤井菜々子(エディオン)が45分44秒91で勝った。