土砂崩れで1人心肺停止 静岡、10万戸停電

激しい雨の中、JR静岡駅前を歩く人=13日午前8時57分
激しい雨の中、JR静岡駅前を歩く人=13日午前8時57分

台風15号による大雨で、静岡県内では土砂崩れが発生し、1人が心肺停止、3人が軽傷を負った。静岡市や浜松市などで計約10万戸が停電、公共交通機関が停止した影響で帰宅できない人が相次いだ。

24日午前0時55分ごろ、掛川市遊家で建物が倒壊したと119番があった。消防によると、住宅1棟が土砂崩れに巻き込まれ、40代の男性が心肺停止の状態。

県警天竜署によると、浜松市天竜区緑恵台で24日未明、住宅3棟が土砂崩れに巻き込まれた。そのうち1棟に住む60代男性と40代女性、男児(9)の3人が軽傷。男児は住宅に取り残されたが、消防に救出された。他の2棟の住民は自力で脱出し、けがはなかった。

県によると、袋井市の「エコパアリーナ」で24日夜に行われたコンサートの観客約千人が、公共交通機関が止まったため帰宅できなくなった。観客らはアリーナ内で夜を明かしたという。

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