G4外相共同声明 安保理改革「遅延なく文言交渉へ」

22日、米ニューヨークでG4外相会合に臨む林外相(右端)ら(外務省提供・共同)
22日、米ニューヨークでG4外相会合に臨む林外相(右端)ら(外務省提供・共同)

林芳正外相は22日午後(日本時間23日午前)、訪問先の米ニューヨークで、国連安全保障理事会の拡大を目指す日本、ドイツ、インド、ブラジルの4カ国(G4)外相会合に出席した。4外相は安保理改革をめぐる政府間交渉について「これ以上の遅延なく文言ベースの交渉を開始するために取り組むとの決意を新たにした」などとする共同声明を発表した。

会合には林氏のほか、ドイツのベーアボック外相、インドのジャイシャンカル外相、ブラジルのフランサ外相が出席した。

「文言ベースの交渉」とは、安保理改革の決議案に盛り込む具体的な文言を示しながら交渉を進めるという意味だ。4外相は共同声明で、「全ての改革推進派の加盟国との対話を強化し、期限を設けて具体的成果の達成を目指すことを決定した」と言及。「改革された安保理で(G4が)新常任理事国になることを目指し、相互の立候補を支持する」と強調した。

林氏は記者団に、バイデン米大統領が21日の国連演説で安保理拡大を支持する姿勢を示したことなどに触れ、「関係国とよく意思疎通をしながら、早期に進展が得られるように引き続き努力をしていきたい」と述べた。

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