岸田文雄首相は、国連総会出席など米ニューヨークでの一連の日程を終え、帰国の途に就いた。3日間の滞在中、6回にわたり演説や講演、スピーチを重ね、国連改革やライフワークの「核なき世界」、対日投資などを訴えた。日本国内では内閣支持率の下落が止まらず足元がぐらつく中、国際舞台でアピールを図った。
「今日は世界経済のど真ん中であるウォール街に『日本経済は力強く成長を続ける。確信を持って日本に投資してほしい』というメッセージを届けに来た」
世界経済を動かすウォール街の中心、ニューヨーク証券取引所。22日(日本時間23日)、首相は数百人の投資家らを集め、英語で講演した。