テレパシーで機密を解除? トランプ氏主張に波紋

3日、米東部ペンシルベニア州で集会に参加したトランプ前大統領(ロイター)
3日、米東部ペンシルベニア州で集会に参加したトランプ前大統領(ロイター)

トランプ前米大統領(共和党)は22日までに、邸宅マールアラーゴに機密文書を持ち出していた問題について「大統領は頭の中で念じただけで機密解除できる」と主張した。情報取り扱いの手続きを軽視した発言に「テレパシーで解除可能だと言い張っている」(米メディア)と波紋が広がり、共和党議員からも批判の声が上がった。

トランプ氏は21日の保守系FOXニュースの番組で、機密文書の指定解除について「米大統領であれば手続きなど必要ない」と主張。「機密解除した」と口頭で言ったり、頭の中で考えたりするだけで可能だとの持論を展開した。

この発言に対し、共和党のティリス上院議員は22日、CNNテレビに対し、機密解除には「正式な手続きが必要なはずだ」と指摘。同党のラウンズ上院議員も機密文書に情報源などが記載されているケースを踏まえ「適切に管理しなければ人の生死に関わる。深刻に受け止めないといけない」と苦言を呈した。(共同)

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