太平洋島嶼国と連携強化 日米豪英外相ら、中国念頭

会合で発言するブリンケン米国務長官(中央)=22日、米ニューヨーク(ロイター)
会合で発言するブリンケン米国務長官(中央)=22日、米ニューヨーク(ロイター)

日米豪英などは22日、米ニューヨークで、太平洋の島嶼(とうしょ)国を支援する枠組み「ブルーパシフィックにおけるパートナー」の初の外相会合を開いた。経済援助を通じて影響力を増す中国を念頭に、透明性の高い開発支援や海洋環境保護などの分野で連携強化をうたった共同声明を発表した。

ブリンケン米国務長官は「最も重要なのは、われわれが島嶼国の意見に耳を傾けるということだ」と強調。インド太平洋地域で威圧的な行動を続ける中国との違いをアピールした。日本からは林芳正外相が参加。ニュージーランドや島嶼国の外相らのほか、欧州連合(EU)やフランス、ドイツ、インドの代表もオブザーバーとして参加した。

共同声明では、オセアニア地域の協力機構「太平洋諸島フォーラム(PIF)」など既存の枠組みを活用しながら、島嶼国とともに開発支援など取り組みを進めると表明した。(共同)

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