セブン―イレブン、応急措置で入場可能に 発券システム障害

イベントなどのチケットを扱うサービスのシステム障害発生を知らせるセブン―イレブン・ジャパンのホームページ=23日
イベントなどのチケットを扱うサービスのシステム障害発生を知らせるセブン―イレブン・ジャパンのホームページ=23日

コンビニエンスストア大手のセブン―イレブン・ジャパンは23日、イベントやスポーツ観戦などのチケットを扱うサービスでシステム障害が発生し、全国のセブン―イレブンの店舗でチケットの発券ができない状態だと発表した。同日午後5時現在、復旧のめどは立っていないとしている。

同社は今年8月末現在、全国で2万1372店を展開。システム障害は23日午前1時過ぎに起きた。店内の複合機で申し込んだチケットや、利用客がウェブ上で決済したチケットが、店頭で発券できない状態という。同社によると、レジ内の発券機のシステムに障害が起きた。詳しい原因については「継続して調査を進めている」としている。

同社は応急措置として、利用客がチケット購入や予約確認を証明できる携帯電話の画面やレシートなどを提示すれば、イベントなどの会場への入場は原則として可能となるようにした。

同社は「店舗をご利用いただいているお客さまをはじめ、サービスをご利用いただいているお客さまには多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げます」とコメントした。

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