衛星「だいち3号」公開 三菱電、災害や地図に活用

三菱電機が公開した先進光学衛星「だいち3号」=22日午後、神奈川県鎌倉市
三菱電機が公開した先進光学衛星「だいち3号」=22日午後、神奈川県鎌倉市

三菱電機は22日、開発した先進光学衛星「だいち3号」を同社鎌倉製作所(神奈川県鎌倉市)で報道陣に公開した。搭載する高性能の光学センサーで地表を詳細に観測でき、災害時の被害状況の把握や地図の整備などに活用する。

東日本大震災の被害の調査にも使用され、平成23年に運用を終えた「だいち」の後継機。高さ5・0メートル、幅16・5メートル、奥行き3・6メートルで、重さは約3トン。98分ほどで地球を1周する。画像の解像度は3倍に向上し、地上にある0・8メートルの物体を識別できる。

災害時には建物の倒壊や道路の遮断などの状況をより正確に把握し、効率的な復旧計画の策定に活用できる。継続的な観測によって最新の地形を調べ、地図の更新にも役立てる。

今後、最終的な審査を経て、宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)に運ばれる予定。本年度中の打ち上げを目指す。

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