「弔意強制の説明なし」国葬差し止め、大阪高裁が抗告棄却

大阪高裁
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安倍晋三元首相の国葬を実施する閣議決定の取り消しや関連予算の執行差し止めを求めて大阪府内の男性が申し立てた仮処分について、大阪高裁は却下とした大阪地裁決定を支持し、22日までに男性側の抗告を棄却した。21日付。

男性側の「国葬実施で弔意を強制される」との訴えについて、植屋伸一裁判長は「申し立ての資料で、この主張についての説明があったとは言えない」とした。

同様の申し立ては東京、さいたま、横浜の各地裁でも起こされ、地裁や高裁で退けられた。

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