最大級地震の被害想定決定 岩手県、死者7千人超

岩手県は22日、防災会議を開き、太平洋側の巨大地震で最大クラスの津波や揺れが発生した場合、東日本大震災を上回る最大7100人が死亡するとの被害想定を決定した。死者のほとんどが津波によるもので、早期避難徹底で約8割減らせるとした。今後、市町村と連携し防災対策に活用する。

会議で達増拓也知事は「想定を踏まえ、県の地域防災力の向上に万全を期していきたい」と話した。出席した釜石市の野田武則市長は「地域にとって大変重い数字。犠牲者をゼロにする視点で、県に協力をお願いしたい」と求めた。

日本海溝地震や千島海溝地震、東日本大震災と同じ地震が再び発生した場合をそれぞれ想定。いずれも死者数が最も多くなるのは、浸水域内の人口が多く、かつ積雪で避難に時間がかかる冬の午後6時ごろ発生のケースとした。

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