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THE古墳

天皇陵を発掘して30年 元宮内庁調査官が語る陵墓の尊厳

国内最大の仁徳天皇陵古墳=堺市
国内最大の仁徳天皇陵古墳=堺市

国内最大の前方後円墳の仁徳天皇陵古墳(堺市)、邪馬台国(やまたいこく)の女王・卑弥呼(ひみこ)の墓ともいわれる箸墓古墳(奈良県桜井市)など宮内庁が管理する陵墓を30年以上にわたって調査してきたのが、同庁陵墓調査官を務めた徳田誠志さん(60)。今年3月末に退職し、現在は関西大客員教授として若い世代に天皇陵の意義などを伝えている。現役最後の発掘調査となったのが、昨年冬の仁徳天皇陵古墳。「仁徳陵に入るのはこれで最後かと寂しい思いもあった」と振り返りながら「陵墓としての尊厳を守り、保全するのが宮内庁の本義」とし、「文化財としての価値を否定しているものではない」と語った。

報道陣を前に仁徳天皇陵古墳の発掘現場で説明をする徳田さん。これが宮内庁での最後の発掘調査となった=令和3年11月19日、堺市
報道陣を前に仁徳天皇陵古墳の発掘現場で説明をする徳田さん。これが宮内庁での最後の発掘調査となった=令和3年11月19日、堺市

最後の発掘は仁徳陵

徳田さんが同庁に入ったのは平成2年4月。その半年あまり後の11月には天皇陛下(現上皇さま)の「即位礼正殿の儀」、退職する2年半前の令和元年10月には天皇陛下の「即位礼正殿の儀」が行われ、それぞれ宮内庁の職員として携わった。「時代の大きな転換点が、私の人生とも重なったという思いです」

仁徳天皇陵古墳(墳丘長486メートル)の調査は昨年10月から12月にかけて行われ、墳丘を囲む3重の堤のうち最も内側の「第1堤」を発掘。円筒埴輪(はにわ)が堤(幅30~35メートル)の縁を2列にめぐっていることが初めて確認された。石敷きも築造当時の状況で見つかり、1600年前からほとんど開発など人の手が入っていないことが明らかになった。

現在も「仁徳さん」として親しまれている古墳。11月19日の報道発表で徳田さんは「土が荒らされた痕跡が全くといっていいほどなかった。御陵として千数百年間、地元の人が大切に守ってくれていた証し」と話した。

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