NHK寄付サイトに3万回超の虚偽入力、21歳無職に懲役1年求刑

東京地裁
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架空のクレジットカード情報を3万回以上入力し、NHK厚生文化事業団が運営する寄付サイトの業務を妨害したとして、偽計業務妨害罪に問われた北海道寿都町の無職、大坂良広被告(21)は20日、東京地裁の初公判で起訴内容を認めた。

冒頭陳述によると、被告は買い物に使える有効なカード情報を探すため、虚偽の番号などをランダムで入力するプログラムを自作。特定されないよう、自宅マンションの別の住民が使う無線LANも乗っ取っていたという。

検察側は論告で「自らの知識を誇示するサイバー攻撃で、周到な準備と計画で行われ悪質だ」として懲役1年を求刑。弁護側は執行猶予付きの判決を求め結審した。判決は10月7日。

起訴状によると、昨年8月、パソコンを使って寄付サイトに架空のカード情報や寄付金額を約3万4千回入力し、寄付申請フォームを使えなくさせたとしている。NHK厚生文化事業団はエラー処理で計約50万円の被害が出たという。

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