天皇陛下、英国王主催の晩餐会ご出席 女王の棺にお別れも

英議会議事堂ホールに安置されている女王の棺にお別れのあいさつをされた天皇陛下(AP)
英議会議事堂ホールに安置されている女王の棺にお別れのあいさつをされた天皇陛下(AP)

【ロンドン=橋本昌宗】天皇陛下は18日夕方(日本時間19日未明)、英ロンドンのバッキンガム宮殿で、英国王主催の晩餐会(ばんさんかい)に出席された。その後、英議会議事堂ホールをご訪問。安置されている女王の棺にお別れのあいさつをされた。療養中の皇后さまは、19日の国葬参列に向け体調を整えるため、同行を控えられた。

18日午後5時ごろ、ロンドン中心部にあるホテルを車で出発した陛下は、市内の病院で、各国の首脳らとともにバスに乗り換え、バッキンガム宮殿にご移動。英国のチャールズ新国王に面会し、天皇、皇后両陛下からのお悔やみと、上皇ご夫妻から預かった弔意を伝えられた。会場ではカミラ王妃やアン王女ともお会いになった。

宮内庁によると、陛下は移動のバスや晩餐会で、オランダ国王夫妻をはじめとした欧州の王室メンバーや、フランスのマクロン大統領夫妻、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領夫妻らとごあいさつ。多くの首脳から、日本を縦断している台風14号の被害についてお見舞いの言葉を受け取られたという。

晩餐会の後、英議会議事堂ホールを訪れた陛下は、安置されている女王の棺の前で、これまで女王が温かく接してくれたことへの感謝の気持ちを込めて、静かにお別れをされたという。

両陛下は19日午前11時、ウェストミンスター寺院で女王の国葬に参列される。同日午後には英国を発ち、日本時間の20日午後に日本に帰国される予定。

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