台湾地震負傷者160人超 建築物損壊、交通寸断

地震で倒壊した建物に閉じ込められた人を救出する救助隊員ら=18日、台湾花蓮県玉里(花蓮県当局提供・中央通信社=共同)
地震で倒壊した建物に閉じ込められた人を救出する救助隊員ら=18日、台湾花蓮県玉里(花蓮県当局提供・中央通信社=共同)

台湾南東部で18日起きたマグニチュード(M)6・8の地震で、当局は19日、負傷者が164人になったと発表した。死者は1人。台湾メディアによると橋がねじ切れたように崩落し、体育館の屋根が壊れるなど大きな被害が出た。当局は余震への警戒を呼びかけた。

負傷者は東部の花蓮県と南東部の台東県に集中し、南部の高雄市や北部の新北市でも確認された。花蓮県のセメント関連工場で1人が死亡。同県では数百人が道路損壊のため観光名所の山から下りられなくなり、民宿などで一夜を過ごした。19日に全員が下山した。

消防当局によると、死傷者の中に日本人はいない。

一時遅れが出た高速鉄道の運行は正常化したが、在来線では複数地点で線路がゆがみ、一部区間で運行を停止。バスで代替輸送した。道路も山間部で土砂崩れや橋の崩壊により通行ができなくなり、当局が復旧工事を急いだ。(共同)

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