ゼレンスキー氏「反攻を継続」 クリミア奪還にも意思

ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は18日のビデオ声明で、東部ハリコフ州でウクライナ軍は反攻に成功したと言われているが、「同じことが今後、東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)や南部ザポロジエ州とヘルソン州、クリミア半島など南部でも間違いなく言われるようになる」などと述べ、今後も各地で反攻を続ける意思を示した。

一方、英国防省は同日、露軍が過去1週間、ダムや送電線といった民間インフラへのミサイル攻撃を増やしていると指摘。「最前線で後退に直面している露軍が、インフラへの攻撃でウクライナ政府や国民の戦意をくじこうとしているとみられる」と分析した。

実際、ウクライナメディアによると、露軍は先週、中部ドニエプロペトロフスク州クリボイログのイングレツ川に建造されたダムを複数回にわたりミサイル攻撃。イングレツ川はヘルソン州などを流れるドニエプル川の支流で、米シンクタンク「戦争研究所」は、露軍がダムを破壊することで川を氾濫させ、下流に位置するヘルソン州などでのウクライナ軍の反攻を妨害しようとしている可能性があるとの見方を示した。

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