タリバンと「交渉不可欠」 対抗勢力が会合、アフガン

16日、ウィーンで記者会見する「国民抵抗戦線」の指導者アフマド・マスード氏(共同)
16日、ウィーンで記者会見する「国民抵抗戦線」の指導者アフマド・マスード氏(共同)

アフガニスタンで実権を握ったイスラム原理主義勢力タリバンに対抗する勢力「国民抵抗戦線」(NRF)の指導者アフマド・マスード氏は16日、訪問先のオーストリアで記者会見し「アフガンの問題は戦闘だけでは解決できない。政治的話し合いが不可欠だ」と述べ、包括政権の樹立に向けてタリバン暫定政権との交渉を模索する姿勢を示した。

NRFなどは15~17日、タリバンが昨年8月に政権を掌握してから初めてとなる反タリバングループの会合を、オーストリアの首都ウィーンで開いている。マスード氏は会合に合わせて記者会見した。会合には、崩壊した民主政権時代の閣僚や国会議員ら、女性も含む約20人が出席している。

マスード氏は会見で、暫定政権下でアフガン経済が破綻し、女性の人権侵害が深刻だと訴えた。

マスード氏は、2001年の米中枢同時テロの直前にアフガンでのテロで暗殺された国民的英雄マスード司令官の息子。(共同)

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