愛知県警は16日、留置場の監視業務を怠ったとして、同県警中川署の男性巡査(27)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。県警によると「スマホを見たくて、留置場を抜け出した」と話している。巡査は同日付で依願退職した。
6月26日午前3時ごろ、同署の留置場を15分程度不在にして、留置人の監視を怠ったほか、出入り口の施錠をしなかった。また令和2年9月ごろ、無許可でインターネットを使った副業をしていたことも処分理由としている。
林昌彦首席監察官は「警察業務の信用を失墜させる行為で、深くおわびする」とコメントした。