太平洋島嶼国と関係強化 米高官、中国念頭に会談

8月、ニュージーランドを訪れたシャーマン米国務副長官(左)(AP)
8月、ニュージーランドを訪れたシャーマン米国務副長官(左)(AP)

シャーマン米国務副長官は13日、訪問先のハワイで、ナウル、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ミクロネシア連邦、クック諸島、オーストラリアなどの首脳らと会談した。軍事・経済両面で太平洋地域での影響力を拡大する中国をにらみ、米国との関係強化を話し合った。国務省が14日発表した。

シャーマン氏は、防衛を米国に委ねているミクロネシアのパニュエロ大統領との会談では「地域の課題」について強調。中国と安全保障協定を締結するなど、対中関係を深めるソロモンのマネレ外務・貿易相との会談では、民主主義の価値観を維持する重要性を訴えた。台湾と外交関係を持つナウルの外務・貿易相との会談では、気候変動の脅威やロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援を巡り協議。サモアのフィアメ首相とは2国間協力、トンガ首相とは米国が予定している大使館の新設について議論した。(共同)

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